※この記事にはPRが含まれていることがあります。

【2021年】WiMAXのギガ放題プラン+5Gの特徴と選び方を徹底解説

おすすめのWiMAXプロバイダと選び方

WiMAXは光回線と同じようにかなり複雑で、あまり調べずに契約すると損することが多々ある。

そこで、今回はWiMAXの基本的なことから、どのWiMAXで契約すればよいのかなど、WiMAXの特徴や選び方から、おすすめのプロバイダなどを初心者の方でもわかるよう解説していく。

今現在WiMAX選びで迷っている人はぜひ参考にしてほしい。

この記事の監修者

格安SIM・WiMAX・光回線の選び方などを解説してます。格安SIM歴6年。現在使っている格安SIMはUQモバイル、楽天モバイル、OCNモバイルONE。

俺得NET回線をフォローする

動画版の解説はこちら

WiMAXを選ぶ上での大前提

まず、WiMAXの具体的な特徴を述べる前に、絶対に知っておいてほしい大前提をお伝えする。

ぶっちゃけここが一番重要なんで、WiMAXをあまり知らない人はここだけでも参考にしてほしい。

ポケットWiFiとWiMAXの違い

ポケットWiFiWiMAX
回線LTE回線(docomo/au/Softbank)WiMAX2+/LTE回線(au)
最大速度1.7Gbps2.2Gbps
繋がりやすさ◯(※オプションなし)
通信容量月100GB以下(※ものによる)無制限
通信制限月のプラン容量以上で速度制限3日間で10/15GB以上で速度制限
月額料金3,500円~4,300円~

この2つの大きな違いをまとめるとこんな感じで、

ポケットWiFiとWiMAXは、

  • ポケットWiFi→LTE回線
  • WiMAX→Wimax専用回線+au LTE回線(サブ)

という感じで、ポケットWiFiがLTE回線オンリー、WiMAXはWiMAX2+というWimax専用の回線プラス、サブでauのLTE回線を使っている。

また、速度制限にも大きな違いがあり、ポケットWiFiだと月の容量を超えるまでは速度制限がかからないが、WiMAXの場合は3日で10/15GBを超えると速度制限がかかる。

プロバイダについて

WiMAXはKDDIの子会社であるUQコミュニケーションズが提供しているが、実はUQ以外のプロバイダでも契約することができる。

ネットで「WiMAX」を調べると、UQ WiMAX以外にもGMOとくとくBB、カシモWiMAX、So-net WiMAXなどいろいろ出てくるが、これらがいわゆる「プロバイダ」と呼ばれるもの。

プロバイダというのは簡単に言うと販売代理店で、どのプロバイダを選んでも、

  • 通信回線の種類
  • 通信速度
  • エリア

などのサービスの品質の部分は全く変わらないが、

  • 料金
  • 契約期間
  • 選べるプラン
  • 機種代金
  • キャッシュバックの有無

など、品質以外の部分に関しては、プロバイダごとに違ってくる。

手に入る商品は同じでも、プロバイダごとに「1年契約だけど月額料金が高い」や、「月額料金が安いが3年契約」かなり違いがあるので、WiMAX選びの際は、プロバイダによる違いも必ずチェックしておこう。

WiMAXのサービスの特徴

以上がWiMAXを選ぶ上で抑えておくべき大前提だが、ここからはこの前提を踏まえた上で、WiMAXのサービスの特徴や速度を詳しく解説していく。

※下記で紹介するプランは本家のUQ WiMAXのプランがベース

プラン(※UQ WiMAX)

ギガ放題(WiMAX2+)ギガ放題プラス(WiMAX +5G)
月額料金(2年契約)4,268円4,818円(※4,268円)
月額料金(縛りなし)4,455円5,005円(※4,455円)
割引550円引き(25ヶ月)
有料モード月1,100円
初期費用3,300円
契約解除料1,100円
端末代金21,780円(※Galaxy 5Gの場合)

UQ WiMAXの料金プランは大きく2つで、現在はギガ放題と5Gが使えるギガ放題プラスがある。

料金に関しては、ギガ放題が2年契約で月4,268円、縛りなしで月4,455円となっていて、ギガ放題プラスは、WiMAXはじめる割で2年なら4,268円、縛りなしなら月5,005円となる。

その他の料金としては、初期費用で3,300円、契約解除時は1,100円、そして毎月3円のユニバーサルサービス料、そしてこれに加えて端末の購入料金が別途かかってくる。

ちなみに、ギガ放題プラスは専用端末を使わないと5Gは使えない。

使える回線と速度制限

ギガ放題(WiMAX2+)ギガ放題プラス(WiMAX +5G)
使える回線(無料)WiMAX 2+(B41)WiMAX 2+(B41)
au 4G LTE(B1/B3)
5G(n78)
使える回線(有料)au 4G LTE(B1/B3/B18)au 4G LTE(B18)
通信容量無制限無制限
容量上限(プラスエリアモード)月7GB月15GB
速度制限3日で10GB3日で15GB
超過後の速度WiMAX回線:1Mbps
LTE回線:128Kbps
WiMAX回線:1Mbps
LTE回線:128Kbps
WiMAX回線の制限あり

使用できる回線

まず回線については、正直かなりややこしいのだが、ざっくり言うと、無料・有料のLTE回線がギガ放題とギガ放題プラスで異なっており、有料で使える回線は同じだが、無料で使える回線は、

  • ギガ放題→なし
  • ギガ放題プラス→au 4G LTE(B1/B3)+5G(n78)

という感じで、ギガ放題プラスでは最初から4G LTE/au 5Gも追加料金なしで使うことができる。

ただしギガ放題プラスで使えるau回線はスマホとは違って繋がりづらい回線で、スマホのような繋がりやすい回線は「プラスエリアモード」という、月額1,100円のモードを使わないと結局は使うことはできない。

通信容量と速度制限

通信容量に関してはWiMAX回線エリア内なら基本無制限、auのLTE回線はそれぞれ、7GB/15GBという容量になっている。

速度制限は、1Mbpsと128Kbpsの2種類があり、1Mbpsの速度制限はWiMAX・auのどちらの回線でも3日間の使用GB数が10/15GBを超えたらかかるもので、これにかかると翌日の18-2時の間で1Mbpsに制限されるが、それ以外の時間では制限はかからない。

128Kbpsの速度制限は、LTE回線で限界容量まで使った場合にかかる速度制限で、これは一度制限にかかると、その翌月になるまでは速度制限は解除されない。

あと、地味な違いとして、ギガ放題の方だとこの速度制限にかかった場合は、WiMAX回線も含めて128Kbpsになるが、ギガ放題プラスの方はWiMAX回線の方の制限は受けないようになっている。

WiMAXの選び方のポイント2つ

以上がWiMAXのサービス概要だが、ここからはWiMAXを実際に選ぶ上で知っておくべき大事なポイントを2つ解説していく。

プランはギガ放題プラスを選ぶ

これはどのプロバイダで契約するかでも若干変わるが、基本今から契約するなら、プランはギガ放題プラスを選ぶべきだろう。

前述の通り、ギガ放題プランとギガ放題プラスの料金はほとんど変わらないのに、3日間の制限もギガ放題プラスの方も15GBと大きく、それでいてプラスエリアモードでも2倍以上の容量を使える。

また、こちらの方は最初からauの4G LTEと5Gを無料で使うことができ、エリア的にも恩恵を受けれるとことも多いと思うので、以上の理由からこれから契約する人はギガ放題プラスの方を選ぶのがおすすめ。

ただし、5Gを利用するには専用端末の購入が必要になるという点と、ギガ放題プラスがあるプロバイダは、現状かなり限られているという点には注意が必要だ。

各プロバイダのプラン内容を見て選ぶ

大前提の部分でも言ったように、WiMAXのサービスを提供しているプロバイダは、どこも通信速度・繋がりやすさなどの通信の品質面での違いがない。

なので、WiMAXを選ぶ際は

  • 月額料金
  • キャッシュバック
  • 契約期間
  • 解約違約金
  • 端末料金
  • 支払い方法

といった、プロバイダごとのプラン内容やキャンペーンを確認して、トータルの料金が安くなるプロバイダを選ぶべきと言える。

ただし、プロバイダによっては契約期間が3年、解約違約金が1万円以上かかるところもあるので、この辺りの契約期間や条件などは入念に確認し、各社を比較しておくことがおすすめだ。

ネットのプロバイダを選ぶ

WiMAXは家電量販店やauショップなどの実店舗(プロバイダ)でも契約が可能だが、結論、契約は実店舗ではなく、ネットのプロバイダ経由で契約することを強くおすすめする。

家電量販店など店舗での契約は人件費が乗っかっていて、ネットのプロバイダほどキャンペーンはない上、よけいなオプションなどを付けられる可能性がある。

なので、余計な人件費がかかっておらず、店舗よりも大きいキャンペーンがあり、かつ手続きが楽な、ネットのプロバイダでの申し込みをしたほうが、消費者としても手軽だろう。

WiMAXのおすすめプロバイダ3選

ここまで紹介した知識を踏まえれば、あとは1つ1つのプロバイダを見て、自分に合うところを選べばOKだ。

ただ、そうは言ってもやはりWiMAXのプロバイダは30社以上あるので、1つ1つを見ていくのは正直面倒くさい。

そこでここからは、数あるWiMAXプロバイダの中から、最新のギガ放題プラスを提供している3つのプロバイダを紹介していく。

UQ WiMAXオンラインショップ

UQWiMAXのHP

おすすめ度5.0
月額料金1~24ヵ月目:4,268円
25ヶ月目以降:4,818円
端末代21,780円
契約期間2年 or なし
違約金1~24ヶ月:1,100円
25ヶ月目以降:0円
キャンペーンキャッシュバック:5,000円

本家UQのオンラインショップ。

金額的にはあまりお得ではないが、契約期間の縛りがないプランもあり、違約金も最低金額の1,100円になっているほか、SIMのみの契約もできるので、他よりも柔軟になっている。

一応キャッシュバックも用意されているので、家電量販店などよりもお得に契約でき、短期契約で考えているなら、結論ここがなんだかんでここが一番おすすめ。

カシモWiMAX

カシモWiMAXのHP

おすすめ度4.0
月額料金1ヵ月目:4,500円
2ヶ月目以降:4,750円
端末代0円(※3年以内に解約の場合25,000円)
契約期間3年
違約金1~24ヶ月:16,000円
25~36ヶ月:11,000円
37ヶ月目:0円
38ヶ月目以降:10,450円
キャンペーンプラスエリアモード0円
初月無料

カシモWiMAXは、上場企業の株式会社マーケットエンタープライズのグループ会社である、MEモバイルが運営しているプロバイダ。

長期利用の場合、UQ本家よりも月額料金が安く、プラスエリアモードと端末代も無料、さらに初月も無料とかなりお得だが、3年未満で契約すると、端末代+解約違約金がかかる。

よって、長期利用者以外だとあまり選ぶメリットはないが、3年以上使う前提なら本家よりも条件がよいのでおすすめ。

Broad WiMAX

broadwimaxのHP

おすすめ度3.5
月額料金1~24ヵ月目:4,763円
25ヶ月目以降:5,313円
端末代0円
契約期間3年自動更新
違約金1~12ヵ月:28,050円
13~24ヵ月:21,450円
25~36ヵ月:14,300円
37ヶ月目:0円
38ヶ月目以降:10,450円
キャンペーンキャッシュバック:5,000円~
プラスエリアモード0円

株式会社リンクライフが運営しているWiMAXのプロバイダ。

カシモWiMAXと同じく、端末代とプラスエリアモードが無料になるが、基本料金が本家よりも高く、契約も3年の自動更新になっている。

一応こちらはキャッシュバックがあり、時期によっては10,000円以上出ることもあるが、長期契約前提になる点には注意。

どんな人だったらWiMAXを契約すべき?

ここまでをまとめると、WiMAXは

  • 光回線を引くことが出来ない
  • 楽天回線のエリア外に住んでいる
  • 昼間の時間帯によく使う
  • 出張・転勤がある

という感じで、リモートワークでよくネット回線使うとか、光回線代わりに軽くネットを使いたいぐらいの向けの商品だ。

もちろん、光回線が引ける環境にいるとか、そもそもそこまでネットを使わないということなら、あまり選ぶべきではないが、上記の上限に当てはまるのであれば十分検討する余地はあると言える。

また、実際にWiMAXを選ぶ場合は、2年未満の契約だったらUQのオンラインショップ、3年契約だったら、カシモもしくはBroadWiMAXという風に覚えておくといいだろう。

タイトルとURLをコピーしました