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AiR-WiFiのメリット・デメリット!特徴や注意点を解説

air-wifiのロゴ

docomo・au・Softbankの3回線が利用できるクラウド系Wi-Fiの中でも、ここ最近、特に料金が安くて話題になっているのが2021年にリリースされた「AiR-WiFi」だ。

この記事では、そんなAiR-WiFiの特徴から、メリット・デメリット、そしてどんな人向けにおすすめなのかなどについて紹介していく。

AiR-WiFiの特徴・料金について

AiR-WiFiの特徴

AiR-WiFiは、株式会社Ocean Mapが提供しているクラウド系Wi-Fiサービス。

主な特徴としては

  • 月100GBまで利用可能
  • 月額最安3,278円~
  • docomo・au・Softbankの3回線が使える
  • オプション加入で契約縛りなし
  • 135カ国で利用可能

という感じで、月100GBまで使うことができて月額最安3,278円と、クラウド系のWi-Fiルーターを取り扱っている会社の中では、現時点では最安の料金になっている。

AiR-WiFiのプラン

回線 docomo/au/SoftBankの3回線
回線容量 月100GBまで
回線速度 上り:50Mbps
下り:150Mbps(データ容量超過後は128Kbps)
契約期間 1年(縛りなしも可能)
月額料金 サクッとプラン:3,278円
まるっとプラン:3,608円
らくらくプラン:3,718円
解約違約金 2-12ヶ月目:7,700円
14-25ヶ月目:5,500円
更新月(13,26ヶ月目など):0円
縛りなしオプション利用時:0円
事務手数料 3,300円
オプション 契約期間なし:月330円
安心オプション(端末保証):月550円
その他 30日のお試しレンタルが可能
海外135カ国でも利用可能(1日1,200円~)

AiR-WiFiの端末

サクッとプラン まるっとプラン らくらくプラン
端末 GlocalMe U2s GlocalMe G4 GlocalMe U3
状態 中古 中古 新品
同時接続台数 5台 5台 10台
最大利用可能時間 12時間 13時間 12時間
端末代 レンタルのため0円
その他 端末返却時は「本体・箱・説明書・付属品」の一式を揃える
端末返却時は手数料として1,100円
端末返却の送料は申込者負担
端末の故障・紛失時は最大22,000円

AiR-WiFiのメリット

AiR-WiFiのメリットは主に下記の3つ。

  • 月額料金が安い
  • 3回線でエリアが広い
  • 縛り・解約金なしの契約も可能

月額料金が安い

AiR-WiFiの一番の特徴は、他のクラウド系Wi-Fiと比べても料金が安いことだ。

AiR-WiFiでは、

  1. サクッとプラン(月3,278円)
  2. まるっとプラン(月3,608円)
  3. らくらくプラン(月3,718円)

の3種類のプランが用意されており、最安で月3,278円、一番高いプランでも月3,718円という感じで、競合であるMugen WiFi(月額最安3,438円)、クラウドWi-Fi(月額3,718円)と比較してもかなりお得なプランになっている。

また、通信端末自体もレンタルとなっているため、端末の購入費用なども特にかからず、事務手数料の3,300円と月額料金がかかるだけなので非常にシンプルだ。

3回線でエリアが広い

AiR-WiFiは、docomo・au・Softbankの3回線を利用できる「クラウドSIM」を採用しており、通信場所ごとに回線を自動で切り替えてくれるため、大体どの場所でも繋がる。

例えばWiMAXや楽天モバイルなどは、使える周波数の関係で山や地下などのエリアは電波が繋がりづらいということもあるが、クラウドSIMのAiR-WiFiであればこういった心配はない。

また、国内はもちろん、アジア、ヨーロッパ、アメリカなど135の国でもSIMの入れ替えなしでそのまま利用できるので、海外旅行などの際にも役立つ。(※利用時は別途料金が発生)

縛り・解約金なしの契約も可能

AiR-WiFiでは1年の契約期間の縛り、および解約違約金をなしにできる「契約期間なし」のオプションが月330円で用意されている。

このオプションはつけることで毎月プラス330円こそかかってしまうものの、そもそもつけても月額3,578円で安いというのと、

  • 12ヶ月未満で解約を考えている
  • 更新月以外で解約を考えている

こういった場合であればつけた方がお得なので、これが選べるというのはユーザー側するとありがたい。

AiR-WiFiのデメリット

一方のデメリットは下記の3つ。

  • 速度が遅い
  • 端末返却時のリスクがある
  • 支払い方法がクレジットカードのみ

速度が遅い

一番大きいデメリットとしては速度が遅いということ。

そもそもこれはAiR-WiFiに限った話ではなく、クラウドSIM系全般に言えることだが、クラウドSIM系は大手キャリアの回線を借りているため、スマホのMVNO同様に混雑時に速度が遅くなることがある。

また、WiMAXなどであれば速度制限後も3Mbps出るが、クラウドSIMでは月容量の100GBを超えると速度が128Kbpsに制限されてしまうため、ほぼ使い物にならなくなるというのもユーザーとしては痛いところだ。

もちろん、普通にネットサーフィンをする程度であれば全く問題ないが、オンラインゲームをがっつりやったり、YouTubeで動画を見まくるという用途など、高速回線が必要な前提であれば他のサービスを選んだほうがいいだろう。

端末返却時のリスクが結構ある

AiR-WiFiは初期費用がほぼかからず安く契約ができるが、解約の際は端末を返却する必要があるため、その際に違約金のリスクがある。

端末の紛失および故障(故意)した場合、端末の再発行として22,000円がかかる上、万が一端末の付属品をなくしてしまった場合は

SIMピン
USBケーブル
3,300円
説明書 5,500円
11,000円
全てがない場合 22,000円

といった感じで、それぞれかなり違約金がかかるので、契約時はここはしっかり理解しておこう。

とはいえ、他のクラウドSIM系サービスも、ここに関しては似たような形態ではある。

支払い方法がクレジットカードのみ

AiR-WiFiでは口座振替などは利用できず、支払い方法はクレジットカードのみになっている。

クレジットカードであればほぼ全ての種類に対応しているものの、そもそもクレジットカードを以ていない方だと契約ができないので、そういった方であればUQ WiMAXなどの口座振替に対応しているWiMAX系のサービスを選ぼう。

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どんな人におすすめ?

以上を踏まえた上で、AiR-WiFiは

  • クラウド系SIMの中でも安い料金を選びたい
  • 速度よりも繋がりやすさを重視したい
  • 月100GBで十分事足りる
  • 契約縛りのないサービスを選びたい

こんな感じの方におすすめのサービスと言える。

WiMAXのようにがっつり使いたいという方や、楽天モバイルのような極端に安いプランを選びたいという方には向かないが、そこそこの容量で、回線の繋がりやすさや料金を重視しているという方には最適だ。

「気になっているけど速度が不安」、「実際どうかわからない」という方は、30日のお試しレンタルを利用して使い心地をチェックし、実際使った上で契約するかどうかを判断するといいだろう。

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