※この記事にはPRが含まれていることがあります。

MNPで乗り換えをする前に絶対に確認すべき7個のこと

povo、ahamo、楽天UN-LIMITなどの格安プランの登場で、MNP(同一の電話番号での乗り換え)を検討する人も多くなったと思う。

MNP自体は簡単だが、乗り換える際は事前に把握しておきたい注意点もいくつかあるので、今回は、これからMNPをする前に必ず確認しておきたい7個の注意点を解説する。

これから他の通信会社に乗り換える予定の方は参考にしてほしい。

この記事の監修者

格安SIM・WiMAX・光回線の選び方などを解説してます。格安SIM歴6年。現在使っている格安SIMはUQモバイル、楽天モバイル、OCNモバイルONE。

俺得NET回線をフォローする

MNPで他社に乗り換える前に確認すべき7個のこと

やることリスト

SIMロックの有無(キャリアスマホ)

乗り換えの際は、

  • 今使っているスマホをそのまま利用
  • 乗り換え先でセット購入
  • 別でスマホを用意する(中古・SIMフリースマホ・貰い物)

という3択があるが、特にキャリアで購入したスマホを他社でも利用する場合は、SIMロックがかかっているかを確認し、かかっていれば解除手続きをしておこう。

SIMロックというのは、簡単に言うと他のキャリアで使えないように利用制限がかかっている状態のこと。

自分の使っている端末にSIMロックがかかっているかどうかのチェックは、スマホの設定項目の中から確認することが可能なほか、他のキャリアのSIMを挿すなどの方法でも確認できる。

仮にSIMロックが設定されていた場合、解除する方法は、

  • 店舗
  • オンライン

の2種類がある。

ただし、全ての端末が解除OKということではなく、「端末購入から100日経過(分割)」や「解約日から90日以内」などの条件があるため、このあたりを確認した上で手続きをするといい。

大手キャリアのSIMロック解除の案内ページは下記の通り。

端末と乗り換え先のバンドの相性

SIMロック解除と合わせてもう1つ大事なのが、端末と通信会社のバンドの相性だ。

バンドは簡単に言うと電波の周波数のことで、端末でどのバンドに対応しているかや、どのキャリアがどのバンドを持っているかなどが異なる。

このバンドの相性によって、そもそも電波を拾える・拾えないや、繋がりやすさが決まるので、特に別回線のキャリア(docomo→UQなど)に乗り換える際は、動作確認済みの端末であるかどうかと合わせて必ず見ておきたい。

登録しているアプリのメールアドレス

MNPは同じ電話番号を引き継ぐことができるが、大手の場合、今まで使っていたキャリアのメールアドレスは引き継ぐことはできない。

なので、もしキャリアメールアドレスで登録しているアプリやサービスがあれば、乗り換え後も使えるように、メールアドレスをGmailなどのフリーアドレスに変更しておこう。

メールアドレス無くなってもログインできなくなるわけではないが、パスワードを忘れたときにリセットができなくなったり、これまで来ていたメールが一切来なくなってしまう。

また、端末ごと変えて場合は、アプリの引き継ぎも必要になるので、パスワードなどを事前に確認しておこう。

乗り換え時にかかる費用

乗り換え時にはざっくり

  • 解約違約金
  • MNP転出手数料(無料あり)
  • MNP新規契約手数料(無料あり)
  • SIMカード発行手数料(無料あり)
  • 端末の残金(キャリアで分割購入していた場合)

以上の5つの費用がかかる。

解約違約金に関してはないところもあるが、大手キャリアの2年プランの場合、契約月の24か月目、25ヶ月目、26か月の3か月以外で解約=MNPをすると違約金がかかってくるので注意が必要だ。

MNPの転出・転入(新規契約)も同様で、必要な場合は、転入・転出時に3,000円ずつかかるが、こちらは2021年4月以降はどのキャリアも無料になる。

端末代は、解約時に残りを一括で払うか、分割継続で払っていくかを選べるので、MNPするからといって必ずしも一括で支払う必要はない。

MNPをするタイミング

MNPを行うタイミングは基本的に月末に申し込むのがセオリー。

というのも、大手キャリアの場合、解約月の月額料金は日割りにならないからだ。

なので、月初にMNPをしてしまうと、数日しか利用していなくとも、1か月分の料金を丸々払うことになる。(格安SIMは日割り計算あり)

また、乗り換え先でデータ繰り越しが使えるなら、転入の際は月末に近いほうが、使用データ容量が余るので、余ったデータを翌月に繰り越せてよりお得になる。

よって、乗り換えのタイミングは月初よりも月末に近い方がいい。

しかし、月末を狙いすぎると、乗り換えの際の手続き(SIMの発送など)で、月をまたいでしまう可能性があるので、日数に余裕がある20日前後にMNPをするのがおすすめだ。

消化できるポイントの有無

同じ通信会社をずっと使っていると、

  • docomo→dポイント
  • au→au WALLETポイント
  • ソフトバンク→Tポイント

などの各社の提携ポイントが貯まっていくが、MNPをするとこれが0になってしまうため、乗り換える前はポイントの有無を確認し、なるべく消化しておくことが大事だ。

乗り換えキャンペーンや特典

忘れがちだが、ネットからの申し込みだと、新規申込みでのキャッシュバックや○か月無料割引などの特典をやっている会社は多い。

いずれも期間限定になっていたりするが、代表的なところで言うと、UQモバイルの10,000円キャッシュバックキャンペーンや、ahamoのdポイント3,000円キャンペーンなど。

なので、可能な限りはこういったものがないかをチェックして、なるべく使えるものは使っておくようにしよう。

まとめ

チェックリスト

もう一度おさらいすると、

  • SIMロックの有無(キャリアスマホ)
  • 端末と乗り換え先のバンドの相性
  • 登録しているアプリのメールアドレス
  • 乗り換え時にかかる費用
  • MNPをするタイミング
  • 消化できるポイントの有無
  • 乗り換えキャンペーンや特典

MNPの際には、これらを事前に確認して、必要なことは済ませておくのが大事だ。

いずれも、乗り換え後では取り返しがつかないことが大半なので、時間がある方は、乗り換え前に一度しっかり確認しておくことをおすすめする。

タイトルとURLをコピーしました