今回は2021年現在の低容量プランがある格安SIMの中で、おすすめの格安SIM5つを紹介していく。
格安SIMは大半のユーザーが月3~8GB程度の低容量で使っているということもあり、その影響下、最近は各社の低容量プランの料金がどんどん安くなっている。
そこで今回は、3~8GBの低容量のプランを提供する格安SIMの中で
- 月額1,500円以下
- 音声通話付きプラン
- かけ放題オプションがある
以上の条件に当てはまる格安SIMを厳選し、その中でも特におすすめの5つをピックアップして紹介していく。
格安SIMの低容量プランをどれにするかで悩んでいる方や、デュアルSIMでの組み合わせを考えているというような方はぜひ参考にしてほしい。
低容量プラン(3~8GB帯)のおすすめ格安SIM5選
nuroモバイル
回線 | docomo/au/Softbank |
月額料金 | VSプラン3GB:792円 VMプラン5GB:990円 VLプラン8GB:1,485円 |
通話料 | 11円/30秒 |
かけ放題 | 10分かけ放題:月880円(アプリまたは特定の番号を入力) |
データ繰り越し | ◯ |
備考 | 3ヶ月ごとに3GB/6GBをプレゼント(5GB/8GBプランのみ) パケットギフトあり(nuroモバイルユーザー同士) |
Nuroモバイルは、とにかくギガ数と料金のバランスが取れている格安SIM。
料金は3GBで792円、5GBでも990円と1,000円を切っており、通話料金に関しても通常時で30秒あたり11円、月880円のオプションをつければ、10分かけ放題も利用できる。(※アプリまたは電話番号に「0037-692」をつける)
また、独自の特典として「Gigaプラス」というサービスがあり、VM/VLプランであれば、3ヶ月毎に特定のギガ数のプレゼントを無料で貰えるため、実際のプランよりも多くのギガを使うことも可能。
なので、それなりにデータ量に余裕を持たせつつ、安く使いたいという方に特におすすめ。
OCNモバイルONE
回線 | docomo |
月額料金 | 1GB:770円 3GB:990円 6GB:1,320円 10GB:1,760円 |
通話料 | OCNでんわ利用時:11円/30秒 通常通話:22円/30秒 |
かけ放題 | 10分かけ放題:月935円 トップ3かけ放題(3つの番号が通話料0円):月935円 完全かけ放題:月1,430円 |
データ繰り越し | ◯ |
備考 | OCN光モバイル割で月220円引き 音楽アプリの一部がデータカウントフリー データシェアが可能 バースト転送機能と速度切替がある 端末1円セールあり |
OCNモバイルONEは、独自特典や端末とのセールが充実している格安SIM。
料金自体は普通に使うとNuroモバイルほど安くないが、一応OCN光とのセット割があるので、対象者であれば220円ほど安くなる。
他にも一部の音楽アプリのサービスがデータカウントフリーになったり、バースト転送機能といって、最初の数秒間の速度を上げてくれる機能、アプリで高速と低速を切り替えるモードなどがあり、使いやすい。
また、OCNモバイルONEは不定期で実施するセール時に、端末を最安1円という破格で売ることもあるので、端末ごと乗り換えを考えていたり、OCN光セットで安くなる人に特におすすめと言える。
IIJmio
回線 | docomo/au |
月額料金 | 2GB:858円 4GB:1,078円 8GB:1,518円 15GB:1,848円 20GB:2,068円 |
通話料 | みおふぉんダイアル利用時:11円/30秒 ファミリー通話割適用:17.6円/30秒 通常通話:22円/30秒 |
かけ放題 | 誰とでも3分&家族と10分:月660円 誰とでも10分&家族と30分:月913円 |
データ繰り越し | ◯ |
備考 | 光セットで660円引き バースト転送機能と速度切替機能がある データシェアが可能 eSIMに対応 端末110円セールあり |
IIJmioもONC同様に独自特典や端末セールが充実している格安SIM。
OCNモバイルONEと基本的には似ているが、こちらはdocomoだけでなく、au回線も選べ、料金もギガ数は違うが若干OCNよりも安くなっている。
こちらもOCN同様不定期の端末セールがあるので、IIJmioも端末ごと乗り換える場合や、セット割が適用になる場合などにおすすめ。
日本通信SIM(合理的みんなのプラン)
回線 | docomo |
月額料金 | 6GB:1,390円 |
通話料 | 11円/30秒 |
かけ放題 | 月70分まで無料 |
データ繰り越し | × |
備考 | 通話アプリは不要 |
日本通信SIMは合理的20GBプランに注目が行きがちだが、低容量向けの合理的みんなのプランもかなり良いプランになっている。
こちらは他の格安SIMのような独自特典、繰り越しはないが、6GBで1,390円+月70分の無料かけ放題がついていて、70分超過後も30秒あたり11円の料金で利用することができる。
なので、かけ放題込みでコスパの良いところを探しているという人におすすめと言えるだろう。
HISモバイル(格安ステップ)
回線 | docomo |
月額料金 | 1GB:590円 3GB:790円 5GB:1,190円 7GB:1,490円 10GB:1,790円 |
通話料 | 11円/30秒 |
かけ放題 | 5分かけ放題:月700円 |
データ繰り越し | × |
備考 | 通話アプリは不要 でんきセットで電気代6ヶ月+電話代金1ヶ月無料 HISの店舗でも申し込み可能 |
HISモバイルは聞き馴染みは少ないと思うが、旅行のHISと日本通信SIMの日本通信が協業してい運営・提供している格安SIM。
低容量ユーザーに特化したプランを出していて、1GB、3GBの料金は現状音声通話付きプランでは現状最安値を誇り、通話料も30秒あたり11円とかなり安め。
その他、電気とのセットでの割引や、HISの店舗でも申し込みができるという特徴もある。
他の4つと比べるとそこまで尖った特徴はないが、実店舗で契約したいという方や、でんき割で少しでも安くしたいという場合は選んでも損はないだろう。
料金より目的や付加価値で選ぶのがおすすめ
1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 8GB | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
nuroモバイル | – | – | 792円 | – | 990円 | – | – | 1,485円 |
OCNモバイルONE | 770円 | – | 990円 | – | – | 1,320円 | – | – |
IIJmio | – | 858円 | – | 1,048円 | – | – | – | 1,518円 |
日本通信SIM | – | – | – | – | – | 1,390円 | – | – |
HISモバイル | 590円 | – | 790円 | – | 1,190円 | – | 1,490円 | – |
今回はこの5つの格安SIMを紹介したが、正直なところ上記の表のように、料金にはほとんど差がないというか各社がギガ数ごとの最安を狙っているという感じがある。
なので、低容量プランの格安SIMを選ぶ際は
- ギガ数重視→Nuroモバイル
- かけ放題込みを重視→日本通信SIM
- 端末込みでの乗り換え→OCNモバイルONE or IIJmio
- セット割を重視→セット割がある格安SIMを契約
という感じで、目的やその他の付加価値で優先順位を決めて選ぶのがおすすめだ。
また、これらのSIM同士、もしくは楽天モバイルとデュアルSIMで組み合わせて使うというのも全然ありなので、そういった運用方法も検討してみるといいだろう。