SIMフリーのiPhoneはアップルストアだけでなく、家電量販店や中古ショップなどでも購入することができるため、どこ経由で買うのがお得なのかが気になる人も多いだろう。
そこで今回は、SIMフリーのiPhoneを購入するにはどんな方法があるのかと、どの方法で購入するのが最もお得なのかを様々な角度から比較・解説していく。
これから大手キャリアからahamoやpovoなどの格安プランに乗り換える予定がある方や、乗り換えで機種変更を考えている人などはぜひ参考にしてほしい。
動画版の解説はこちら
SIMフリーのiPhoneを購入する方法【新品】
新品のSIMフリーiPhoneを購入する方法は
- Appleストアで購入
- 大手キャリアで購入→SIMロック解除
- 格安SIMで購入
- 家電量販店で購入
以上の4つがある。
Appleストア
おすすめ度 | |
iPhone12 64GBの価格 | 94,380円 |
Appleストアの実店舗か、オンラインストアで買う方法。
正規店なので定価で購入でき、分割購入する場合も24回まで無料になっている。
ただし、販売している機種は最新機種が多く、XRよりも前のモデルは売っていない。
メリット
- SIMフリー端末を正規で安く購入できる
- 24回まで分割払い手数料がオリコローンで無料(分割は最大60回まで)
- 古いiPhoneの下取りをしてくれる
デメリット
- セールがない
- 昔の端末は売っていない
大手キャリアで購入→SIMロック解除
おすすめ度 | |
iPhone12 64GBの価格 | docomo→101,376円 au→103,430円 Softbank→110,880円 |
SIMフリー機種を買うならまず選ぶ人はいないと思うが、大手3キャリアでiPhoneごと契約して、SIMロックを解除すれば、一応SIMフリーのiPhoneは入手可能。
もともとキャリアでiPhone購入していて、乗り換え先でも引き続き同じ端末を使うという人ならSIMロック解除のみで済むので良いが、それ以外ではほぼメリットはないだろう。
一応各社では購入補助のプログラムがあり、半額で買うことができるが、この方法は2年後に端末を返却する実質レンタルのようなものなので、SIMロック解除で使う前提であれば利用できない。
メリット
- 端末の下取りをしてくれる
- 分割払いに対応している
デメリット
- SIMロック解除が必要
- Appleストアよりも高い
- 店舗だと頭金がかかる
格安SIMの端末セットで購入
おすすめ度 | |
iPhone12 64GBの価格 | OCNモバイルONE→94,270円 IIJmio→92,400円 |
mineoやOCNモバイルONEなど、iPhoneのセット販売を行っているMVNOで契約する方法。
他社からの乗り換えでMNP割引を受けることができたり、キャンペーンを組み合わせればアップルストアよりも安く購入できる。
ただし、選べる機種が限られるのと、用意されている台数が少ないため品切れになりやすい。
また、SIMとのセット契約なので、端末だけを購入することができない。
メリット
- 型落ちモデルを安く買うことができる
- MNP乗り換えキャンペーンで割引がある
- 新品・中古・CPO(整備認定品)を選べる
- 古い端末も扱っている
デメリット
- 端末とのセット契約前提
- 最新機種を取り扱っているところが限られる
- 品切れ・入荷待ちになりやすい
- 下取りはない
家電量販店
おすすめ度 | |
iPhone12 64GBの価格 | 94,380円(92,436円) |
ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店でSIMフリーiPhoneを購入する方法。
基本的にはAppleストアとほぼ同じで、定価で購入出来る上、店舗独自のポイント還元も受けられるので、新品の端末だけを購入するなら実質ここが一番安い。
また、PayPayなどのコード決済やクレジットのカードのポイントも考慮すれば、お店のポイントと2重取りができるので、さらに安くなる。
メリット
- 定価で購入できる
- ポイント還元がある
- 下取りがある
デメリット
- なし
SIMフリーのiPhoneを購入する方法【中古】
中古のSIMフリーiPhoneを購入する方法は
- Amazonの認定整備品を購入
- 中古ショップで購入
- メルカリ・フリマアプリで購入
以上の3つがある。
Amazonの認定整備品
おすすめ度 | |
iPhone11 64GBの価格 | 83,000円 |
Amazonで認定を受けたAmazon整備済み品を購入する方法。
これはAppleではなく、Amazonの認定出品者による整備品で、要はAmazon側の検査やクリーニングがされているほぼ新品の端末を中古で買うことが出来る。
Appleの認定ではなく、Amazonの側の認定整備であるのと、新品に近いので、あまり安くない点には注意だが、下手な中古品を買うならここがおすすめ。
メリット
- 180日の返品保証がある
- 新品同様の中古品を購入できる
- 昔の端末も取り扱っている
デメリット
- 最新機種は取り扱っていない
- そこまで安くない
中古ショップ
おすすめ度 | |
iPhone12 64GBの価格 | 87,800円(中古品Aランク) |
イオシスなどのスマホ販売の専門ショップで中古品を買う方法。
状態に応じて様々な端末が用意されており、予算や希望に応じた端末を選ぶことができる。
ただ、店によって扱う端末のクオリティに差があるので、選ぶならイオシスなどの名の知れたショップを選ぶのが無難。
メリット
- 最新機種から古い機種まで取り扱っている
- 状態別に端末を選べる
- 料金が安い
- 端末の下取りをしてくれる
デメリット
- 場合によっては高くなる
- 端末に関する知識が必要
メルカリ・ヤフオクなどの個人間売買
おすすめ度 | |
iPhone12 64GBの価格 | ものによる |
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで、個人間売買をする方法。
タイミングや運次第では良い端末を安く買うこともできるが、逆に言えばジャンク品やSIMロックがかかっているものを掴んでしまう可能性もある。
ハイリスクハイリターンなので、おすすめはしないが、気にしないという方は試してみるといい。
メリット
- 運がよければ安く買うことができる
デメリット
- 端末の状態がピンきり
- 動作保証はない
まとめ
まとめると、
- 最新端末を安く買うなら→家電量販店
- 正規店で買う→Appleストア
- 型落ちモデルを新品で買う→格安SIMでセット契約
- 中古品の美品を買う→Amazon認定品
- 中古品をとにかく安く買う→中古ショップ・メルカリ
- 大手キャリアのiPhone→SIMロック解除
という感じだ。
携帯料金が安くなり通信会社間の乗り換えがより気軽になった2021年は、SIMフリーの端末を購入して好きなキャリアのSIMを契約して使うという人がますます増えてくるので、早いうちからSIMフリー端末に変えておくことをおすすめする。